【亜州ビジネス編集部】百度集団（バイドゥ：9888/HK）はこのほど、自主開発の生成AI（人工知能）サービス「文心一言（ERNIE Bot）」について、4月1日付で全面的に無料開放すると発表した。パソコン、アプリの両ユーザーが最新バージョンを体験できるようにする。香港経済日報が13日付で伝えた。

　また、文心一言の深度検索機能を4月1日付でアップグレードする。こちらも無料開放する予定だ。

　一方、外電報道によると、百度は今年上半期に文心一言の最新バージョンを投入する計画。最新バージョンではマルチモーダル機能が大幅に強化され、テキスト、画像、動画、音声など異なる種類のデータを処理・統合する機能が向上する。

　百度の王海峰・最高技術責任者（CTO）は2024年11月の時点で、文心一言の利用者が4億3000万人に上るとのデータを紹介した。


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