中国家電博覧会2019（AWE2019） が14〜17日かけて、上海市の上海新国際博覧センターで開催されている。今年は人工知能（AI）やスマート技術が主要なテーマ。中国家電メーカーの澳柯瑪（AUCMA、山東省青島市）はスマートホーム、スマート家電、スマートコールドチェーン関連の新技術を披露した。中国新聞網が14日付で伝えた。
　澳柯瑪は今回、住宅内の空調や水回り、キッチン、セキュリティーなどの管理を担うスマートホームシステムを紹介。さまざまな家電製品をネットワークでつないでコントロールし、住む人の行動パターンをAIに学習させて、より便利な暮らしを提供するというものだ。
　またスマートコールドチェーン関連では画像認証やRFID（無線識別）タグの技術を活用した各種ショーケースを展示。生鮮食品用、飲料用などのケースから商品を取り出すと、自動的に支払いができるシステムも紹介した。