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  ニュース     2024/06/24 12:39

中国:「618」セールGMVでデータまちまち、易観は13.6%増と報告 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】市場調査会社の易観はこのほど、今年のオンライン通販セールイベント「618」について、主要プラットフォームの総取引額(GMV)が前年同期比で13.6%増加したとの調査結果を明らかにした。うち阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)の「天猫(Tモール)」「淘宝網(タオバオ)」、京東集団(JDドットコム:9618/HK)、ピン多多(PDD/NASDAQ)の総合Eコマース・プラットフォームが11.2%増。抖音(ドウイン)、快手科技(クアイショウ・テクノロジー:1024/HK)のコンテンツEコマース・プラットフォームは24.3%増となっている。智通財経など複数メディアが24日までに伝えた。
 市場調査会社の星図数据(SYNTUN)はこれより先、「618」セールのGMVが各チャネルの合計で7428億人民元(約16兆円)だったとの集計結果を発表。前年同期比で7%減少したと報告した。星図数据が統計を開始した2016年以降で初めてマイナス成長に沈んだとされる。
 このように、調査会社によって増減まちまちの結果となったが、HSBCやシティグループ、ゴールドマン・サックスは、星図数据のデータ集計方法に誤りがあった可能性を指摘。今年の「618」セールでも消費は着実に伸びたとの見解を示している。


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