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  ニュース     2024/08/16 14:51

日本発中国行き航空券が高騰、南海トラフ「巨大地震注意」で 無料記事

【亜州ビジネス編集部】日本で初めて南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されたことを受けて、日本から中国に向かう航空券が高騰している。
 今月8日に宮崎県で最大震度6弱の地震が発生し、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表された直後から、里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)傘下の旅行サービスプラットフォーム「飛猪(fliggy)」では、ここ1週間で東京発北京、上海行の航空券(エコノミー)が片道4000~7000人民元(約8万3000~14万5000円)に値上がりした。一部では1万人民元を超過している。「21世紀経済報道」が14日付で伝えた。
 もっとも、中国国内では「巨大地震注意」の発表後も日本旅行の大規模なキャンセルの動きはあまり見られない。
 中国東方航空(チャイナ・イースタン・エアラインズ:670/HK)、中国国際航空(エア・チャイナ:753/HK)が期間や路線を限定して日本便の予約取り消しに関する条件を提示した。春秋航空、吉祥航空、四川航空は14日までに新たな情報を発表しなかった。
 中国からは今年の夏休みシーズン、多くの観光客が日本を訪れている。7月、日本への航空便の運航本数は4500本以上。8月9~12日には620本を超えた。


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