【亜州ビジネス編集部】結婚件数が再び減少に転じた。中国民政部の最新報告によると、今年第1四半期の結婚は前年同期比17万8000組減の196万9000件、離婚は6万8000組減の57万3000組に縮小し、前年同期比でそろって減っている。2023年通年の結婚は前年比12.4％増の768万組に拡大。2014～22年の9年連続減少からプラス成長に浮上していた。

　23年の婚姻増は、コロナ禍による減少の反動とみられる。24年通年では減少するとの見方が多いようだ。

　最多を記録した13年は1346万9000組が結婚している。しかし22年には半分近くにまで減少した経緯があった。

　離婚の最多は19年の470万組。23年に小幅ながら増加したが、ほぼ右肩下がりが続いている。


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