【亜州ビジネス編集部】米テスラ（TSLA/NASDAQ）の中国現地生産工場「上海ギガファクトリー」は、電気自動車（EV）製品の海外輸出台数が過去からの累計で100万台に達した。100万台目は外高橋港区臨港エリアの上海南港ふ頭を経由し、このほど出荷されている。盖世汽車が9月30日に伝えた。　

　テスラの上海ギガファクトリーは、海外市場で高い評価を得ている。海外輸出が始動して4年が経過し、欧州、アジア太平洋、オーストラリア、ニュージーランドなど世界各地に届けられた。

　2019年1月着工の上海ギガファクトリーは、同年末から「Model 3」を生産開始し、最初の車両をテスラ従業員に納車。20年9月1日から消費者向けの納車を始め、21年4月から海外出荷に乗り出している。輸出開始した4月の海外出荷は1万4174台に達した。今年1～8月累計の輸出実績は合計19万9437台を数えている。


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