【亜州ビジネス編集部】中国のAI（人工知能）スタートアップ企業が開発した大規模言語モデル（LLM）「DeepSeek」は提供開始から1カ月弱で、アプリの累計ダウンロード（DL）数が1億1000万回を超えた。今月9日までの時点で、週間アクティブユーザー数（WAU）は9700万人近くに達している。データ分析プラットフォームのQuestMobileのデータとして、証券時報が21日付で伝えた。

　リリース日の1月20日から26日までの期間ではアプリのDL数は226万回だったが、翌週には6300万回に急増。2700％超の伸びを示している。

　DeepSeekは引き続き、AI開発におけるオープンソースアプローチを推進する方針だ。先週21日には、翌週から主要なコードとデータを一般公開する方針を表明した。米オープンAIなどのライバル企業に比べて、より多くのコア技術を共有する取り組みであり、異例の措置と報じられている。


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