【亜州ビジネス編集部】連休明け8日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比153.28ポイント（4.59％）高の3489.78ポイントと連休を挟んで10日続伸した。2022年2月下旬以来、約2年7カ月ぶりの高値水準を回復している。上海、深セン両証券取引所の売買代金は3兆4500億人民元（約72兆円）と前営業日比で33％増加し、連休前9月29日に付けた過去最大記録を上回っている。香港メディアの信報が伝えた。

　中国の相次ぐ景気刺激策を受け、投資家心理が改善している。上海、深センの両取引所では8日、寄り付きからわずか20分で売買代金が1兆人民元を突破。史上最速記録を更新した（9月29日は35分で1兆人民元突破）。

　上海総合指数は寄り付きで10.13％高とロケットスタート。ただ、その後は上げ幅を削った。深セン成分指数も12.67％高で寄り付いた後に上げ渋り、前営業日比9.17％高の11495.10ポイントでこの日の取引を終えている。


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