ニュース 2025/03/31 12:10
中国:新疆カルピン県でラクダ産業発展、年間生産額200億元 
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】新疆ウイグル自治区カルピン県で、ラクダの飼育が一大産業へと発展している。「政府+企業+農家」という運営モデルにより、産業全体の収益性が向上。1300人以上の雇用を生み出している。中国新聞網が3月28日付で伝えた。
カルピン県は約5万頭のラクダを擁し、足元では出産シーズンを迎えている。新疆農業大学の研究員チームが同地を訪れ、ラクダの診察を実施。疾病予防や産後管理などの技術サービスを提供している。
近年、カルピン県のラクダ産業はめざましい成果を上げている。「政府+企業+農家」の運営モデルが成功し、大規模化、集約化が着実に進展。ある飼育農家は3年前に融資を受けてラクダの飼育を始めたが、政府の支援によって専門の技術指導を受けることができた。現在はラクダ268頭を飼育しており、その収益で家や車を購入できたという。
ラクダ乳も重要な産業資源で、その年間生産量は約5500トン。カルピン県では、ラクダ産業チェーンの生産額が総額200億人民元(約4100億円)に上っている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
カルピン県は約5万頭のラクダを擁し、足元では出産シーズンを迎えている。新疆農業大学の研究員チームが同地を訪れ、ラクダの診察を実施。疾病予防や産後管理などの技術サービスを提供している。
近年、カルピン県のラクダ産業はめざましい成果を上げている。「政府+企業+農家」の運営モデルが成功し、大規模化、集約化が着実に進展。ある飼育農家は3年前に融資を受けてラクダの飼育を始めたが、政府の支援によって専門の技術指導を受けることができた。現在はラクダ268頭を飼育しており、その収益で家や車を購入できたという。
ラクダ乳も重要な産業資源で、その年間生産量は約5500トン。カルピン県では、ラクダ産業チェーンの生産額が総額200億人民元(約4100億円)に上っている。
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