ニュース 2024/10/04 10:03
中国:西部地区の貿易拡大、1~8月は10%増の54兆円規模
経済・統計
【亜州ビジネス編集部】中国の西部地区で貿易活動が活発化している。海関総署(税関)の統計によれば、今年1~8月にかけて、西部地区の輸出入額は前年同期比10.1%増の2兆5900億人民元(約54兆円)に拡大した。増加率は全体の伸びを4.1ポイント上回り、全国をリードしている。中国政府系メディアが4日付で報じた。
西部地区で輸出入が拡大している背景について、海関総署統計分析司の呂大良・司長は、西部地区が引き続き大開放、大開発政策を堅持して発展を促進するとともに、中国西部と東南アジアをつなぐ物流ルート「西部陸海新通道(西部陸海新ルート)」の建設を強力に推進し、国策「一帯一路」と深く融合している点を挙げた。
呂氏によれば、なかでも民間経済が重要な役割を果たしている。西部の民営企業が1~8月に対外輸出したハイテク製品、特殊用途設備、ハイエンド設備、バイオ医薬、医療設備はいずれも2ケタの伸びを示した。
他地域の輸出入額(1~8月)は、東部が前年同期比6.7%増の22兆9400億人民元、東北部が2.2%増の8259億3000万人民元、中部が2兆2300億人民元で推移した。うち中部は2カ月連続で3000億人民元を超えている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
西部地区で輸出入が拡大している背景について、海関総署統計分析司の呂大良・司長は、西部地区が引き続き大開放、大開発政策を堅持して発展を促進するとともに、中国西部と東南アジアをつなぐ物流ルート「西部陸海新通道(西部陸海新ルート)」の建設を強力に推進し、国策「一帯一路」と深く融合している点を挙げた。
呂氏によれば、なかでも民間経済が重要な役割を果たしている。西部の民営企業が1~8月に対外輸出したハイテク製品、特殊用途設備、ハイエンド設備、バイオ医薬、医療設備はいずれも2ケタの伸びを示した。
他地域の輸出入額(1~8月)は、東部が前年同期比6.7%増の22兆9400億人民元、東北部が2.2%増の8259億3000万人民元、中部が2兆2300億人民元で推移した。うち中部は2カ月連続で3000億人民元を超えている。
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