台湾の半導体サプライチェーン企業が台湾積体電路製造（TSMC：2330/TW）に従って九州に相次ぎ進出していることについて台湾経済部の郭智輝・部長は2日、ワンストップサービスを提供するための企業を九州に設置する考えを表明した。台湾・経済日報が3日報じた。

　経済部の初期計画では、台北駐大阪経済文化弁事処福岡分処の経済組がサプライチェーン企業関連のサービスを提供する。福岡分処の経済担当の人員も増員する。

　郭部長は先週、就任後二度目の訪日を行い、東京で日台科学技術フォーラムに参加した。日台間では多くの投資、協力案件が進行中で、今後も日本を訪問すると話した。また、長崎、大分、宮崎、北九州などの都市が台湾企業の投資を歓迎しており、日台間の産業協力は相乗効果を生むと強調した。


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