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  ニュース     2024/11/22 12:05 NEW!!

中国の製造業「ロボ密度」、独日を上回り世界3位浮上 無料記事

 製造業の「ロボット密度」(労働者1万人当たりの稼働台数)に関し、2023年時点で中国が先進国のドイツや日本を超えた。ドイツに本部を置く国際ロボット連盟(IFR)は20日、主要国の産業用ロボット稼動についての年次リポートを報告し、中国のロボット密度が470台に達したと発表。2019年の3倍超に伸びたと説明している。参考消息網が21日付で伝えた。

 各国のロボット密度は、製造業の自動化水準を国際的に比較する上で重要な指標とされる。中国は近年、自動化技術に大胆な投資を継続してきた。最多の韓国(1012台)、2位のシンガポールに次ぐ世界3位に浮上している。

 一方、ドイツのロボット密度は429台を数える。18年以降、年率平均5%の増加率を達成したものの、中国に追い抜かれた。ドイツはこれまで輸出に大きく依存して成長を遂げてきたものの、現在では中国との激しい競争に直面している。24年は2年連続の経済縮小が予想されているという。

 世界平均のロボット密度は、23年に過去最多の162台に達した。他方、経済規模で世界最大の米国は295台で推移している。世界ランキングで10位の水準だ。

 中国の産業用ロボット生産は、8カ月連続で前年同期を上回っている。国家統計局によると、今年10月の産業用ロボット中国国内生産は、前年同期比33.4%増の5万916台(前月比↓5.8%)に上った。1~10月の年初来累計では、13.3%増の46万5684台を生産している。


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