【亜州ビジネス編集部】広西チワン族自治区賀州市でこのほど、同自治区最大の「ゴールドジュエリー産業パーク」が誕生した。敷地面積は1058ムー（1ムー＝6.67アール）で、研究開発から生産・加工、展示、販売、ライブ配信、保税物流までが一体化した複合施設となっている。中国新聞網が21日付で伝えた。

　地元のあるジュエリー会社は、今年4月に同産業パークに入居。9月に試験生産を開始した。自主開発の伝統的な結婚式用ジュエリーや高級ゴールド工芸品を展開している。

　賀州市ではここ数年、粤港澳大湾区（広東・香港・マカオグレーターベイエリア）との連携を強化。深セン市のゴールドジュエリー産業が市外へと事業エリアを拡大するなか、同パークの建設を企画した。

　賀州市の責任者は、今後も全国各地から優良企業を誘致していく方針を示している。同パークには現在、粤港澳大湾区の87社のほか、北京や山東などから大手ジュエリー企業6社が入居した。国内の関連産業パークの中で最も高い誘致効率を誇るという。


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