ニュース 2025/01/22 13:57 NEW!!
台湾嘉義M6.4地震、TV用ディスプレーの供給に影響=集邦
台湾・香港
【亜州ビジネス編集部】台湾の市場調査会社、集邦科技(トレンドフォース)は21日、同日午前0時17分に南部嘉義県大埔を震源として発生したマグニチュード(M6.4)の浅層地震の台湾電子業界への影響について、2025年第1四半期のテレビ用ディスプレー供給がタイトになるとの見方を示した。
震源の隣の台南市はディスプレー大手、群創光電(イノラックス:3481/TW)の本拠地で、同社はFab2、Fab3、Fab5、Fab6、Fab7の各工場を構える。トレンドフォースは、地震によって一部の生産設備が停止し、被害状況は確認待ちだが、やや逼迫(ひっぱく)気味だったディスプレーの供給をさらに悪化させると予測した。
一方、台湾積体電路製造(TSMC:2330/TW)と聯華電子(UMC:2303/TW)の南部科学園区(南科)工場の生産設備には、重大な影響は出なかったとしている。炉心管内のウエハー破損といった被害は免れなかったものの、工場は21日午前中には正常な稼働を相次いで回復しており、地震の影響は制御可能な範囲内だと指摘した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
震源の隣の台南市はディスプレー大手、群創光電(イノラックス:3481/TW)の本拠地で、同社はFab2、Fab3、Fab5、Fab6、Fab7の各工場を構える。トレンドフォースは、地震によって一部の生産設備が停止し、被害状況は確認待ちだが、やや逼迫(ひっぱく)気味だったディスプレーの供給をさらに悪化させると予測した。
一方、台湾積体電路製造(TSMC:2330/TW)と聯華電子(UMC:2303/TW)の南部科学園区(南科)工場の生産設備には、重大な影響は出なかったとしている。炉心管内のウエハー破損といった被害は免れなかったものの、工場は21日午前中には正常な稼働を相次いで回復しており、地震の影響は制御可能な範囲内だと指摘した。
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