【亜州ビジネス編集部】小米EV「SU7」のあるユーザーがこのほど、家族が同車種を運転中に、陥没がある道路を通過した直後に車軸が折れたとインターネット上で告発して物議を醸している。このユーザーは「SU7」の品質に問題があるのではないかと疑問を呈した。格隆匯新聞が9日付で報じた。

　これに対して、小米集団（シャオミ・コーポレーション：1810/HK）の自動車部門、小米汽車科技有限公司はカスタマーサービスを通じ、「車軸の折損は外部要因によるもの」と説明。走行時の車両速度は時速60～70kmに達していたため、品質問題ではないと強調した。

　さらに小米汽車科技は9日付で改めて声明を発表。SNS上で拡散されているうわさについて、調査の結果、当該ユーザーが主張するような「車軸の折損」は存在しないと正式に否定した。自社に対するいかなる形式の中傷や誹謗に対し、断固反対する強調した。

　小米は24年3月、EVのファーストモデル「SU7」を正式に発売。参入初年度となる24年は、計13万5000台の納車を達成した。今年1月の納車台数は、4カ月連続で2万台超えを確保している。


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