【亜州ビジネス編集部】太陽光発電（PV）向け「超透明圧延ガラス」の市況が軟化している。19日の中国国内価格は、2.0mmのコーティング処理済みガラスが14.5～15.0人民元/平米、3.2mmのコーティング処理済みガラスが23.5～24.0人民元/平米で推移した。前週比で3.28％、2.06％ずつ値下がりしている。中国政府系メディアが22日付で伝えた。

　需給ギャップが広がるなか、メーカーの在庫は積み上がっている。PV用ガラスメーカーが生産能力を増強する一方、太陽光パネルの設置ペースは事前予想を下回った。生産コストがやや低下したものの、多数のPV用ガラスメーカーは採算が合わない状況に陥ったという。


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