買い替え奨励策「以旧換新」の導入を通じ、消費が喚起されている。導入開始から12月19日までの更新数量は、自動車製品が310万台、電動自転車製品が100万台超、家電製品が5210万台などに達した。家電買い替えに関しては、消費者3330万人が補助金を得ている。中国商務部が20日に報告した。

　消費財の更新奨励を追い風に、乗用車製品の小売販売額は、11月に今年月次最多の242万3000台に達している。前年同期比で16.5％、前月比で7.1％ずつ伸びている。国は4月末、今年の以旧換新実施を発表した。

　一方、今年11月の廃車回収量は、前年同期比141.6％増の103万2000台に上る。中古車の取引台数は8.1％増の178万6000台に達した。老朽家電の重量ベース回収量は、1～11月累計で前年同期比7.7％増の666万6000トンに拡大している。

　以旧換新を利用した消費財の販売額は、増勢を保った。今年通年では、1兆人民元（約21兆4000億円）を超えたという。


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