【亜州ビジネス編集部】ディスプレー業界が国慶節連休（10月1日～7日）に実施する生産休止で、各社の具体的な計画が明らかになった。最大手の京東方科技集団（BOEテクノロジー・グループ：200725/SZ）は「B9」「B17」「B10」「B19」の4工場で操業を停止する。停止期間は「B4」が12日間、「B5」と「B8」は7日間だ。芯智訊が6日報じた。
　TCL華星光電技術有限公司（CSOT）は、液晶パネル（LCD）テレビの生産割合が高い工場や専門工場4基を14日間休止する。また、中小型LCD工場1基を7日間休止する。恵科股フン有限公司（HKC）は液晶テレビ用LCD工場1基と、IT（情報技術）製品用/液晶テレビ用LCD工場を13～14日間停止する。
　大手各社の生産休止は、テレビ用LCDの価格安定を目的としている。BOEとCSOTは昨年の国慶節連休でも約10日間、稼働を停止した。


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