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  ニュース     2024/10/28 14:56

中国:上場半導体業界企業、全体の65%が増収達成 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】国内株式市場に上場する中国半導体業界企業で、10月25日までに第3四半期の決算、または業績予告を発表した35社のうち、65.7%に当たる23社が増益を確保した。市場調査会社の北京群智信息技術諮詢有限公司(シグマインテル)は、中国半導体業界は底打ちから回復に向かう段階にあると説明している。台湾・経済日報が27日報じた。

 純利益が拡大した大手企業には、合肥晶合集成電路(ネクスチップ・セミコンダクター:688249/SH)、上海韋爾半導体(ウィル・セミコンダクター:603501/SH)、北方華創科技集団(ナウラ・テクノロジー・グループ:002371/SZ)などがある。分野がファウンドリー、IC設計、半導体設備と各分野にまたがっていることが、業界全体の回復を示しているという。

 ウィルはCMOSイメージセンサー(CIS)で中国最大手。第3四半期純利益は前年同期比約6.4倍増の23億7500万人民元(約511億5000万円)に達した。半導体設備中国最大手のナウラの業績予告によると、同期純利益は前年同期比43.19~64.69%増の41億3000万~47億5000万人民元。ネクスチップも純利益が約8.4~9.4倍の2億7000万~3億人民元に達するとの業績予告を発表している。


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