ニュース 2024/08/14 08:32
中国:中欧班列の運行12%増、1~7月に1万1403本
経済・統計
中国と欧州を結ぶ国際貨物輸送鉄道「中欧班列」について、今年1~7月の運行本数が前年同期比12.0%増の1万1403本に拡大したことが分かった。過去3カ月連続で単月の運行本数が1700本を超えている。貨物輸送量は11.0%増の122万6000TEUに積み上がった。中国国家鉄路集団有限公司(国鉄集団)の最新データをもとに、中国政府系メディアが10日付で報じた。
口岸の積み替え能力も引き続き最適化している。西、中、東の3大主要輸送回廊で運行された中欧班列はそれぞれ前年同期比で15%、22%、2%ずつ増加した。カスピ海沿岸を横断する「中欧班列」も定期運行が常態化している。
高品質の国際物流サービスの規模も拡大した。西安、成都以外にも、重慶、義烏、武漢、広州からドイツのデュイスブルクとポーランドのウッチを結ぶ中欧班列が開設。毎週17本が安定的に運行されている
沿線各国の鉄道部門と緊密に連携。中国版GPS「北斗衛星測位システム」や5Gなどの新技術を積極的に利用し、安全管理を強化している。中欧班列の安全で安定した運行を確保し、中国EU間の貿易発展に強力な輸送保障している。
中欧班列が積載した貨物の貿易額は、23年に750億米ドル(約11兆円)を上回った。過去3年の年平均増加率は50%に達している。この10年間で中国・欧州の貨物輸出入額に占める中欧班列輸送の割合は0.3→6.0%まで拡大。沿線諸国の経済貿易協力の新たなプラットフォームを構築した。中欧班列の国内出発都市は120都市に達し、欧州25カ国の223都市を連絡する。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
口岸の積み替え能力も引き続き最適化している。西、中、東の3大主要輸送回廊で運行された中欧班列はそれぞれ前年同期比で15%、22%、2%ずつ増加した。カスピ海沿岸を横断する「中欧班列」も定期運行が常態化している。
高品質の国際物流サービスの規模も拡大した。西安、成都以外にも、重慶、義烏、武漢、広州からドイツのデュイスブルクとポーランドのウッチを結ぶ中欧班列が開設。毎週17本が安定的に運行されている
沿線各国の鉄道部門と緊密に連携。中国版GPS「北斗衛星測位システム」や5Gなどの新技術を積極的に利用し、安全管理を強化している。中欧班列の安全で安定した運行を確保し、中国EU間の貿易発展に強力な輸送保障している。
中欧班列が積載した貨物の貿易額は、23年に750億米ドル(約11兆円)を上回った。過去3年の年平均増加率は50%に達している。この10年間で中国・欧州の貨物輸出入額に占める中欧班列輸送の割合は0.3→6.0%まで拡大。沿線諸国の経済貿易協力の新たなプラットフォームを構築した。中欧班列の国内出発都市は120都市に達し、欧州25カ国の223都市を連絡する。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。