中国ではここ数年、「代餐食品」と呼ばれる置き換えダイエット用食品の販売が急拡大している。代餐食品とはドリンクやシェイク状にする粉末やシリアルバー、クッキーなどだ。これらを通常の食事の一部に置き換えて飲んだり食べたりすることで摂取カロリーを減らし、減量できると宣伝されているものだ。ただ、一部には効果を誇張したり、「世界的有名ブランド」と称して偽物商品を生産・販売する業者もあり、消費者は注意が必要だ。新華網が13日付で伝えた。
　中国のインターネット通販サイトなどでは現在、多種類の代餐食品が販売されており、「1カ月で10キロ痩せる」「30日間でくびれが」など過度な宣伝文句を使い、売り上げを伸ばそうとする業者も少なくない。また偽物問題では江蘇省蘇州市の公安局が昨年11月、世界的ブランドのシェイク用粉末を模した商品を偽造販売していた業者を摘発した。この業者はコストが数十元の製品を数百元で広範に販売し、月に10万人民元（約170万円）以上の利益を得ていたという。


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