【亜州ビジネス編集部】中国のスマートフォン大手、小米集団（シャオミ・コーポレーション：1810/HK）は9月25日午後7時（現地時間）、最新スマートフォン「Xiaomi 17」シリーズを発表する。同シリーズのラインアップは「Xiaomi 17」「Xiaomi 17 Pro」「Xiaomi 17 Pro Max」の3モデルだ。IT之家など複数メディアが22日付で伝えた。

　現在の最新バージョンは「Xiaomi 15」シリーズだが、「16」シリーズを飛ばし、直接「17」シリーズを投入する格好。小米の雷軍・董事長兼CEO（最高経営責任者）によると、この世代を飛ばしたアップグレードは、米アップルの「iPhone」に全面的に対抗するものだという。

　盧偉冰・総裁はこれより先、17シリーズにクアルコムの最新SOC「Snapdragon 8 Elite Gen 5」を世界で初めて搭載することを明らかにしている。盧総裁は「史上最強のフラッグシップ。全方位で大幅アップグレードし、価格は据え置き」と説明した。

　盧総裁は自社のスマホ事業について、5年前に高級化戦略をスタートさせ、最も強力な競合であるiPhoneから学び、iPhoneを明確な目標に設定したと説明。最新の「iPhone 17」シリーズの成功に言及しつつも、小米は自社のスマホ事業に強い自信を持っており、「同世代・同クラスで正面からiPhoneに挑む」と表明した。


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