【亜州ビジネス編集部】深セン市優必選科技（ユービーテック・ロボティクス：9880/HK）は11月28日、人型ロボット（ヒューマノイドロボット）の大口受注を再び獲得した。江西省九江市の「人型ロボットデータ収集テストセンター」に関連し、総額1億4300万人民元（約32億円）の契約を締結。最新モデルの自律バッテリー交換対応型人型ロボット「Walker S2」を中心に納入する。科創板日報など複数メディアが同日付で伝えた。

　優必選は足元で大口受注を相次いで獲得している。11月25日には、総額2億6400万人民元の受注契約を締結。同社によると、1回当たりの人型ロボット受注額としては、世界で過去最高規模という。年初からのWalkerシリーズの受注総額は13億人民元に達した（研究教育用ロボット「天工行者」、小型人型ロボット「AI悟空」を除く）。


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