【亜州ビジネス編集部】業界団体の中国電動汽車充電基礎設施促進聯盟（EVCIPA）は11日、電気自動車（EV）向けの充電器総数について、2025年5月末時点で前年同期比45.1％増の全国1440万基（口）に拡大したと報告した。1～5月累計の増加数は、前年同期比19.2％増の158万3000基に上る。うち公共充電器の増加数は50万4000基（前年同期比↑55.8％）を数えた。

　5月末時点の公共充電器数は、前年同期比33.9％増の全国408万3000基（直流189万5000基、交流218万7000基）に拡大している。4月末比では9万1000基増加した。

　エリア別の設置数は、広東、浙江、江蘇、上海、山東、河南、湖北、安徽、四川、北京の順に多く、これらで全国の67.4％を占めた。一方、EV充電量の多いエリアは、広東、江蘇、河北、四川、浙江、上海、山東、福建、河南、陝西の順。充電量の多い車種は、路線バスと乗用車となっている。

　公共充電器運営企業の設置数は、上位15社が特来電（77万8000基）、星星充電（68万6000基）、雲快充（63万5000基）、小桔充電（24万9000基）、蔚景雲（22万7000基）、国家電網（19万6000基）、驢充充（12万9000基）、深セン車電網（10万6000基）、匯充電（9万3000基）、南方電網（9万基）、依威能源（7万9000基）、崑崙網電（5万7000基）、万城万充（5万5000基）、蔚藍快充（5万3000基）、均悦充（4万9000基）。これら大手15社が全国の85.3％を運営している。



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