ニュース 2025/09/30 14:17
上海に「ちいかわ」ショップ、アリババ系IP事業者が代理権 
産業・企業 日系企業
ショップは上海市の繁華街、南京東路の「外灘中央広場」内にオープンした。上海限定商品が多数販売されたことから、ファンや転売業者が殺到したという。混雑を想定して入場制限が実施されたが、会計のレジ待ちで40分以上かかった客もいるなど、現場は混雑した状況だったようだ。
報道によると、中国で「ちいかわ」のIPを管理するのは、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)系のIP事業者である阿里魚(アリフィッシュ)。阿里魚は2024年10月、日本のIPライセンス会社、スパイラルキュートとの戦略提携を発表した。これにより「ちいかわ」「mofusand(モフサンド)」「コウペンちゃん」などのIPについて、中国本土での独占代理権を取得している。
阿里魚は25年1月、中国本土の主要SNSプラットフォームに「ちいかわ」の中国語公式アカウントを開設。その後、上海、広州で期間限定のポップアップストアを開いていた。
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