【亜州ビジネス編集部】米市場調査会社IDCによると、中国の人工知能（AI）用半導体市場でエヌビディア（NVDA/NASDAQ）のシェアは、2024年の70％から25年は50％に低下する見通しだ。「H20」の輸出規制は解除されたものの、供給面の問題や、中国企業の勢力拡大が要因だ。台湾・工商時報が6日報じた。

　24年の残りのシェア30％の内訳は、華為技術有限公司（ファーウェイ）が23％、百度集団（バイドゥ：9888/HK、BIDU/NASDAQ）や中科寒武紀科技（カンブリコン・テクノロジーズ：688256/SH）、AMD（AMD/NASDAQ）、インテル（INTC/NASDAQ）などの合計が7％だった。

　一方、米バーンスタイン・リサーチによると、中国AI半導体市場の国産製品シェアは、23年の17％から27年には55％に拡大する見通しだ。



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