【亜州ビジネス編集部】自動車産業情報の蓋世汽車（Gasgoo）によると、2025年1～8月の中国自動車市場におけるレーザーレーダー企業の製品実装数で、華為技術有限公司（ファーウェイ）がシェア41.1％の首位となった。実装数は64万3826件で、業界ブロガーによると世界でも首位に立ったという。集微網が23日報じた。

　レーザーレーダーの顧客は、華為のスマートカーソリューションの協業体系「鴻蒙智行」のメンバー、およびその協力モード「HI」の自動車ブランドが中心だ。問界（AITO）、智界（Luxeed）、尊界（MAEXTRO）、尚界（SAIC）、嵐図汽車科技（VOYAH）、阿維塔（AVATR）、猛士汽車科技（M-Terrain）などが該当する。

　2位は禾賽科技（ヘサイ・グループ：2525/HK）。同期の実装件数は51万4189件で、シェアは32.8％だった。理想汽車（リ・オート：2015/HK）、小米汽車科技、長城汽車（グレート・ウォール・モーター：2333/HK）、重慶長安汽車（000625/SZ）などを顧客にしている。

　3位の速騰聚創科技（ロボセンス・テクノロジー：2498/HK）は、実装件数30万5171件、シェア19.5％だった。比亜迪（BYD：1211/HK）、吉利汽車HD（ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK）、トヨタ（7203/東証プライム）、広汽埃安新能源汽車（AION）などが顧客だ。

　なお、同統計は車両の主感知領域に配置されるメインレーザーレーダーを対象としており、補盲用の製品は含まれていない。


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