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  ニュース     2025/11/06 17:44

中国:川下需要拡大の電池産業、業界景気が急回復 無料記事

【亜州ビジネス編集部】中国電池産業の業況が回復している。年初は生産能力の過剰が問題視されたが、現在は一転して品薄や不足の局面を迎えた。中国メーカーが保有する膨大な電池生産能力は、市場需要の伸びにすべて吸収されつつある。21世紀経済報道が5日付で伝えた。

 リチウム電池業界の景気循環は、主に蓄電池(ストレージ)需要の爆発的拡大を追い風としている。国内外で大規模な蓄電事業プロジェクトが相次ぎ始動したためだ。

 代表的なリチウム電池企業10社の第3四半期業績は、8社が増収を確保し、7社が増益を達成している。多数の電池企業にとって今年第3四半期は転換点だった。各社の設備稼働率も急上昇したという。

 業界世界最大手の寧徳時代新能源科技(CATL:300750/SZ、3750/HK)は、今年第1~3四半期の純利益が前年同期比36.20%増の490億3400万人民元(約1兆600億円)に膨らんだ。合肥国軒高科動力能源(国軒高科:002074/SZ)は第1~3四半期の増益率が514.35%に拡大している。国軒高科は2026年に半固体電池の出荷を本格化する方針。年産能力12GWh(1200万kWh)規模の半固体電池生産ラインの建設を計画中だ。

 このほか欣旺達電子(300207/SZ)、中創新航科技(CALB:3931/HK)、深セン市徳賽電池科技(000049/SZ)、広州鵬輝能源科技(300438/SZ)、派能科技(688063/SH)が増益を達成している。一方、減益3社のうち、恵州億緯リ能(EVE:300014/SZ)は株式報酬費用や単独の貸倒引当の計上が業績不振の主因だ。南都電源(300068/SZ)の損失は主にリサイクル部門によるものという。ただ、いまのところ孚能科技(688567/SH)は赤字の理由について説明していない。


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