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  ニュース     2026/01/29 12:53 NEW!!

中国:4年間で発電容量15.15億kW拡大、米国全体上回る規模に 無料記事

【亜州ビジネス編集部】人工知能(AI)の発展などを背景に電力の需要が拡大するなか、中国は発電容量の大規模拡張を進めている。国家能源局によると、2025年12月末の発電設備設置容量は全国38億9134万キロワット(kW)に拡大した。前年末比で5億4270万kW拡大し、これは24年末時点のインド全体の発電容量(4億8310万kW)を12%上回る規模だ。また、中国は2022~25年の4年間で発電容量を15億1530万kW拡大させており、これは米国全体の発電容量(13億7300万kW)を上回る規模となる。ブルームバーグ通信が28日付で伝えた。

 中国はエネルギーを安定供給すると同時に、輸入燃料への依存を減らすことを目指している。AIやロボット製造など電力消費が大きく、急成長する産業の優位性を高めるためにも、十分な電力を確保することは重要だ。

 一方、米国では新たな発電設備の増設ペースが鈍化している。ゴールドマン・サックスのアナリストによると、AIの急速な発展に伴い、米国はデータセンターなど高エネルギー消費産業の電力需要を賄うために苦戦しており、電力市場がひっ迫した状態にあるという。

 同アナリストは、米国がボトルネックに直面する可能性がある半面、中国は同様の制約にほとんど直面していないように見えると指摘した。現時点では米国がAI競争で先行しているものの、時間の経過とともに中国が優位に立つ可能性があるとみている。

 国家能源局によると、25年12月末の総発電容量(38億9134万kW)のうち、火力が15億3904万kW、太陽光が12億173万kW、水力が2.9%増の4億4802万kW、風力が6億4001万kW、原子力が6248万kWなどとなった。また、25年通年の電力消費量は中国全体で前年比5.0%増の10兆3682億キロワット時(kWh)に拡大している。


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