【亜州ビジネス編集部】中国の交通運輸部はこのほど、端午節連休に当たる5月31日～6月2日に地域をまたぐ人の移動が概算値で延べ6億5700万人だったと報告した。1日当たり平均で2億1900万人となり、前年同期比で3.0％増加している。中国政府系メディアが3日付で報じた。

　うち鉄道旅客は4710万8000人。1日当たり平均では1570万2700人となり、前年同期比で2.3％増加した。

　ほか道路旅客は6億人、1日当たり2億人（前年同期比3.1％増）、水路旅客は288万1000人、1日当たり96万人（1.7％減）、航空旅客は560万1000人、1日当たり186万7000人（1.2％増）で推移した。

　交通運輸部は5月29日の時点で、端午連休期間中の地域をまたぐ人の移動が延べ6億8700万人（前年同期比7.7％増）に上ると予測していた。実績はこれを下振れた形だ。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。