ニュース 2025/10/22 08:38 NEW!!
中国:青海で登山遭難事故、SNS探検投稿が背景に 
リスク管理・社会
【亜州ビジネス編集部】 中国西部・青海省の祁連山脈にある冷竜嶺で今月5日、未開発区域に無断で立ち入った登山客ら約250人が遭難し、1人が低体温症と高山病で死亡する事故があった。法治日報が20日付で報じた。
地元当局は事前に「未開発区域は遭難や土石流、野生動物による被害の恐れがある」と警告していたものの、登山客らはこれを無視して侵入。観光法や自然保護区条例に違反していたという。
中国では近年、アウトドア人気が高まり、秘境とされる山や森に入り「探検」の様子をSNSで発信する動きが広がっている。2024年にはこうした探検中の事故が全国で335件発生し、84人が死亡、92人が負傷、11人が行方不明となった。
冷竜嶺の事故を受け、青海省の管理当局はSNS上で参加者を募る探検ツアーへの監視を強化する方針を示している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
地元当局は事前に「未開発区域は遭難や土石流、野生動物による被害の恐れがある」と警告していたものの、登山客らはこれを無視して侵入。観光法や自然保護区条例に違反していたという。
中国では近年、アウトドア人気が高まり、秘境とされる山や森に入り「探検」の様子をSNSで発信する動きが広がっている。2024年にはこうした探検中の事故が全国で335件発生し、84人が死亡、92人が負傷、11人が行方不明となった。
冷竜嶺の事故を受け、青海省の管理当局はSNS上で参加者を募る探検ツアーへの監視を強化する方針を示している。
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