ニュース 2025/12/08 17:03 NEW!!
中国:9月末の洋上風力発電4461万kW、世界の過半に 
経済・統計 産業・企業 新エネルギー・環境
【亜州ビジネス編集部】中国の洋上風力発電規模が世界最大に成長している。今年9月末の時点では、系統連系容量が累計4461万kWに達した。うち2025年の新規系統連系容量は350万kWに拡大し、5年連続で世界トップを独走している。世界風力会議(GWEC)が4日に報告した「グローバル洋上風力レポート2025」の内容として、中国政府系メディアが伝えた。
風力発電産業チェーンのサプライヤーは、世界全体で主にアジア太平洋、欧州、米州の3大地域に集中している。なかでもアジア太平洋地域は、世界最大の風力発電機組立・主要部品生産センターだ。特に中国は、洋上風力発電設備の生産能力で圧倒的な地位を占めている。
世界全体の風力発電規模は、足元で約12億kWに伸びた。うち洋上は約8300万kWに上り、その過半は中国に分布している。陸上でも世界最大の規模だ。
中国の風力発電設備は、輸出額も増大している。過去数年間の年平均複合成長率は50%を超えた。足元までの累計で2000万kW超を海外出荷し、57カ国・地域に販路を広げている。
中国では現在、広東、江蘇、山東、福建などの沿海省で風車製造、補助設備、施工・設置、運用・保守サービスなどを網羅した産業チェーンが形成されたという。なかでも広東省の汕頭市と江蘇省の塩城市は産業チェーンの配置が最も完備された。
今年10月開催の「2025北京風力発電大会・展示会(CWP 2025)」では、中国の風力発電規模に関し、「総設備容量50億kW」を新目標に据えた。向こう5年間の新設容量に関し、まず第15次5カ年計画(2026~30年)期間の1億2000万kW(うち洋上風力発電1500万kW)以上を目指す。中国の風力発電業界はまた、「風力発電北京宣言2.0」を発表し、累計の設備容量について、30年に13億kW、35年に20億kW、60年に50億kWまで引き上げるという独自目標を設定した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
風力発電産業チェーンのサプライヤーは、世界全体で主にアジア太平洋、欧州、米州の3大地域に集中している。なかでもアジア太平洋地域は、世界最大の風力発電機組立・主要部品生産センターだ。特に中国は、洋上風力発電設備の生産能力で圧倒的な地位を占めている。
世界全体の風力発電規模は、足元で約12億kWに伸びた。うち洋上は約8300万kWに上り、その過半は中国に分布している。陸上でも世界最大の規模だ。
中国の風力発電設備は、輸出額も増大している。過去数年間の年平均複合成長率は50%を超えた。足元までの累計で2000万kW超を海外出荷し、57カ国・地域に販路を広げている。
中国では現在、広東、江蘇、山東、福建などの沿海省で風車製造、補助設備、施工・設置、運用・保守サービスなどを網羅した産業チェーンが形成されたという。なかでも広東省の汕頭市と江蘇省の塩城市は産業チェーンの配置が最も完備された。
今年10月開催の「2025北京風力発電大会・展示会(CWP 2025)」では、中国の風力発電規模に関し、「総設備容量50億kW」を新目標に据えた。向こう5年間の新設容量に関し、まず第15次5カ年計画(2026~30年)期間の1億2000万kW(うち洋上風力発電1500万kW)以上を目指す。中国の風力発電業界はまた、「風力発電北京宣言2.0」を発表し、累計の設備容量について、30年に13億kW、35年に20億kW、60年に50億kWまで引き上げるという独自目標を設定した。
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