ニュース 2019/07/19 08:38
ICファウンドリTSMCが業績回復、四半期ベース増収増益
経済・統計
ICファウンドリ(受託生産)世界最大手の台湾企業が業績を復調させている。台湾積体電路製造(TSMC:2330/TW)は18日、今年4〜6月の第2四半期業績を発表し、前年同期比で売上高が3.3%増の2410億NTドル(約8363億円)に上ったと報告した。前四半期比では10.2%の増収となる。純利益は7.6%減の667億7000万NTドルに縮小したものの、前四半期と比べると8.7%の増益を達成した。自社の予想を上回って推移したという。
粗利益率は43.0%を確保。前四半期比で1.7ポイント上昇した。製造プロセス別の売上高比率は、線幅7nmが21%、10nmが3%、16nmが23%など。これら16nm以下のハイエンドプロセスは全体の47%を占めた。
用途別の半導体製造額は、スマートフォン向けが全体の45%、高速演算向けが32%、IoT向けが8%、消費性エレクトロニクス向けが6%、車載向けが5%、その他が4%。前四半期と比較し、スマートフォン向けが5%、高速演算向けが23%ずつ伸びた。
米ドル換算の第2四半期売上高は77億5000万米ドル。自社予想の75億5000万〜76億5000万米ドルを超えた。
第3四半期の業績動向を楽観、5G関連、7nm製造プロセスの需要拡大を想定した。売上高は91億〜92億米ドル、粗利益率は46〜48%に高まるとの見方。そろって大幅に回復すると期待した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
粗利益率は43.0%を確保。前四半期比で1.7ポイント上昇した。製造プロセス別の売上高比率は、線幅7nmが21%、10nmが3%、16nmが23%など。これら16nm以下のハイエンドプロセスは全体の47%を占めた。
用途別の半導体製造額は、スマートフォン向けが全体の45%、高速演算向けが32%、IoT向けが8%、消費性エレクトロニクス向けが6%、車載向けが5%、その他が4%。前四半期と比較し、スマートフォン向けが5%、高速演算向けが23%ずつ伸びた。
米ドル換算の第2四半期売上高は77億5000万米ドル。自社予想の75億5000万〜76億5000万米ドルを超えた。
第3四半期の業績動向を楽観、5G関連、7nm製造プロセスの需要拡大を想定した。売上高は91億〜92億米ドル、粗利益率は46〜48%に高まるとの見方。そろって大幅に回復すると期待した。
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