NTTデータグループのパッケージソフトウエアメーカー、NTTデータイントラマート（3850/東証2部）は7月30日、天沢信息産業（TIZA：300209/SZ）傘下でデジタルソリューション開発のMBP SMARTEC（東京都調布市）に資本参加すると発表した。中国の先進的なデジタル技術を用いたソリューションを日本市場で展開する。IoTやビッグデータを中心に、TIZAグループが蓄積する幅広い技術力とイントラマートの自動化ノウハウを融合。日本企業の業務効率化を後押しするサービスを提供していく。
　MBP SMARTECは2019年5月、IoTやAI、ビッグデータの活用によって世界でも群を抜く実績を誇るTIZAグループの戦略子会社として日本に設立された。今後、中国の多様で先進的なデジタル化・自動化ソリューションをイントラマートが提供するシステム共通基盤「intra-mart Accel Platform」上に移植開発し、日本市場で幅広く展開していく。これにより、多くの日本企業が取り組む業務プロセスのデジタル化や自動化を後押しし、顧客のさらなる業務効率化の実現を目指す。
　今回のMBP SMARTECに対する出資を通じ、イントラマートは移植開発のための技術支援、ソリューションの日本展開を支援。併せて、TIZAグループが持つ建機や農機、物流分野を中心とする中国大手企業の顧客に対する「intra-mart」の販売を推進し、日中双方で資本業務提携の相乗効果を発揮させる。


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