ニュース 2019/09/12 18:59
中国が米農産物輸入の再開検討、通商協議控え
政策・政治
10月初めにワシントンで予定されている米中の閣僚級通商協議を前に、中国が国内企業による米農産物輸入の再開を認める可能性がある。協議に先立ち、友好的なスタンスをアピールする狙いだ。輸入再開が認められる農産物には、大豆や豚肉などが含まれる見込み。ただ、実際の買い付けはまだ始まっておらず、具体的な輸入量も未定という。外電が12日、消息筋情報として伝えた。
トランプ米大統領が先ごろ、10月1日に発動予定だった制裁関税の税率引き上げを同月15日まで先送りすると発表したことを受けたもの。トランプ大統領は「中国の劉鶴副首相からの要請のもと、中華人民共和国の70周年を祝うため、“親善のしるし”として追加関税措置の導入延期に同意した」と自身のツイッターに投稿した。
なお、中国は米中交渉がとん挫した8月に米農産物の購入を停止している。
米中両国は10月初め、通商問題を巡る閣僚級協議をワシントンで開く予定。これに先立ち、双方は今月中旬に実務者レベルの協議を行う。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
トランプ米大統領が先ごろ、10月1日に発動予定だった制裁関税の税率引き上げを同月15日まで先送りすると発表したことを受けたもの。トランプ大統領は「中国の劉鶴副首相からの要請のもと、中華人民共和国の70周年を祝うため、“親善のしるし”として追加関税措置の導入延期に同意した」と自身のツイッターに投稿した。
なお、中国は米中交渉がとん挫した8月に米農産物の購入を停止している。
米中両国は10月初め、通商問題を巡る閣僚級協議をワシントンで開く予定。これに先立ち、双方は今月中旬に実務者レベルの協議を行う。
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