ベトナムの港湾コンテナ取扱量が足もとで香港を超えた。中国メディア「財新（Caixin）」の報道内容として、ベトナムニュースが22日付で伝えた。

　香港海事港局によれば、2019年上半期の香港のコンテナ取扱量は906万TEU（20フィートコンテナ換算）で、前年同期から8.1％も減少。一方、ベトナム海事局によれば、同国の取扱量は3％増の910万TEUに達した。

　京東数字科技（JDディジッツ）のエコノミストは、ベトナムは輸出が急成長しているのに加え、貨物の詰め替え拠点としての役割も大きくなっていると背景を説明。半面、香港のコンテナ取扱量は17カ月連続のマイナス成長を記録し、19年2月には前年同月比で17.9％も減少したと補足した。



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