ニュース 2020/07/29 19:21
テスラが中国で1000人採用へ、デザイナーも現地初募集
経済・統計
米電気自動車(EV)大手のテスラ(TSLA/NASDAQ)が中国で人員拡充に動く。上海に整備した自社初の海外工場「Gigafactory 3」が量産体制に移行するなか、新たに1000人を募集する計画だ。カーデザイナーを現地初採用する意向も示している。SNS「微信(WeChat)」の同社公式アカウント掲載情報として、盖世汽車が28日付で伝えた。
上海臨港区政府が公開した別情報によると、テスラは上海工場のプレス・溶接・塗装・組立の各ライン作業員として総勢600人の増員を計画中。さらに品質検査員150人、バックオフィススタッフ200人、セキュリティ人員20人を募集する予定という。
これらの採用計画について消息筋は、「電動SUV『Model Y』生産に向けた準備の一環」と指摘した。テスラは来年、上海工場で「Model Y」の現地生産を開始する予定だ。
テスラは今年1月、中国に設計・研究センターを開設する計画を披露。中国消費者のニーズにマッチしたEVの生産に意欲を示している。
テスラの中国新車販売(出荷ベース)は、今年第2四半期に3万台を超過した。その大部分を上海製「Model 3」で占めたという。
テスラは米ネバダ州ストーリーに「Gigafactory 1」、ニューヨーク州バッファローに「Gigafactory 2」を擁する。米国2カ所、中国1カ所に次ぐ世界4番目生産拠点「Gigafactory 4」は、独ベルリン新空港近くのブランデンブルグ州グリューネハイデを建設地に選定した。また、今年7月23日には、テキサス州オースティン近郊に新工場を整備する計画を打ち出している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
上海臨港区政府が公開した別情報によると、テスラは上海工場のプレス・溶接・塗装・組立の各ライン作業員として総勢600人の増員を計画中。さらに品質検査員150人、バックオフィススタッフ200人、セキュリティ人員20人を募集する予定という。
これらの採用計画について消息筋は、「電動SUV『Model Y』生産に向けた準備の一環」と指摘した。テスラは来年、上海工場で「Model Y」の現地生産を開始する予定だ。
テスラは今年1月、中国に設計・研究センターを開設する計画を披露。中国消費者のニーズにマッチしたEVの生産に意欲を示している。
テスラの中国新車販売(出荷ベース)は、今年第2四半期に3万台を超過した。その大部分を上海製「Model 3」で占めたという。
テスラは米ネバダ州ストーリーに「Gigafactory 1」、ニューヨーク州バッファローに「Gigafactory 2」を擁する。米国2カ所、中国1カ所に次ぐ世界4番目生産拠点「Gigafactory 4」は、独ベルリン新空港近くのブランデンブルグ州グリューネハイデを建設地に選定した。また、今年7月23日には、テキサス州オースティン近郊に新工場を整備する計画を打ち出している。
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