ニュース 2020/08/04 18:59
テンセント主力ゲーム好調、4〜6月収入で世界トップ維持
産業・企業
中国のインターネットサービス最大手、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)のゲーム事業が引き続き好調だ。同社の配信するバトルロイヤル(生き残り)系スマホゲーム「PUBG Mobile」が今年第2四半期(4〜6月)、世界のモバイルゲーム市場で売り上げトップとなったことが分かった。米アプリ分析会社センサータワーのデータによると、「PUBG Mobile」の同期収入(中国版の「和平精英」も含む)は6億2100万米ドル(約658億円)。前四半期比で8%減少したものの、首位の座を維持している。上半期を通じて見ると、3月が月次収入のピークで2億7000万米ドルに達した。
2位もテンセントのゲームで、「Honor of Kings(王者栄耀)」がランクインしている。
世界全体のモバイルゲーム収入は第2四半期に193億米ドル。前四半期比で10.3%増、前年同期比で27%増となった。新型コロナウイルスの世界的な流行を受けた「巣ごもり消費」の盛り上がりが収入増の要因。中でも、3月末にロックダウン(都市封鎖)が実施されたインドでは、モバイルゲームのダウンロード数が第2四半期に前四半期比で1.5倍に増加している。
テンセントはネット・モバイル関連の付加価値サービス、ネット広告、Eコマースを収益の柱とする。看板商品のIM「QQ」で築いた膨大な顧客基盤とブランド力を背景に、SNS、ミニブログ、オンラインゲームなど次々と新分野を開拓してきた。足元では、スマホ向けメッセージアプリ「微信(ウィーチャット)」の利用者が12億人を突破。同サービスを基盤に、各事業の収益を伸ばしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
2位もテンセントのゲームで、「Honor of Kings(王者栄耀)」がランクインしている。
世界全体のモバイルゲーム収入は第2四半期に193億米ドル。前四半期比で10.3%増、前年同期比で27%増となった。新型コロナウイルスの世界的な流行を受けた「巣ごもり消費」の盛り上がりが収入増の要因。中でも、3月末にロックダウン(都市封鎖)が実施されたインドでは、モバイルゲームのダウンロード数が第2四半期に前四半期比で1.5倍に増加している。
テンセントはネット・モバイル関連の付加価値サービス、ネット広告、Eコマースを収益の柱とする。看板商品のIM「QQ」で築いた膨大な顧客基盤とブランド力を背景に、SNS、ミニブログ、オンラインゲームなど次々と新分野を開拓してきた。足元では、スマホ向けメッセージアプリ「微信(ウィーチャット)」の利用者が12億人を突破。同サービスを基盤に、各事業の収益を伸ばしている。
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