ニュース 2020/08/19 18:59
中国:自動運転技術「AutoX」、上海でロボタク業務正式開始
産業・企業
シリコンバレーを本拠地とする中国資本系の自動運転ベンチャーによる自動運転タクシーサービス「RoboTaxi」が17日、上海市内で一般消費者向けに正式拡大された。あらかじめ上海市当局が決めた嘉定地区の自動運転モデルエリア内で運行する。北京日報などが19日までに伝えた。
人工知能(AI)技術を導入した自動運転タクシーサービスは、深セン裹動智駕科技有限公司(AutoX Technologies)が投入し、すべてのサービスは非接触で完結される。ロボタクシー運転席には、安全確保員1人がまず乗車。携帯電話番号の末尾4ケタを入力することで、ユーザー本人を確認する。
当面は料金を不要として、無制限で何度でも呼べるよう定める。ユーザーはオンライン地図製作などを手がける高徳地図(Auto Navi、高徳軟件有限公司)の専用アプリを使い、乗車地点と目的地を入力するだけで、利用が可能だ。
自動運転の技術は、社会実装の段階に移行している。配車アプリ中国最大手の滴滴出行(Didi Chuxing)は今年6月下旬、上海で自動運転サービス開始を宣言。上海市内の実験道路エリアで、「レベル4」ロボタクシーの試験サービスを始めた。
このほか、文遠知行科技有限公司(WeRide.ai、前身は景馳科技)も6月下旬、広東省広州市の黄埔区と経済技術開発区内で、20台の無人タクシーを試験投入した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
人工知能(AI)技術を導入した自動運転タクシーサービスは、深セン裹動智駕科技有限公司(AutoX Technologies)が投入し、すべてのサービスは非接触で完結される。ロボタクシー運転席には、安全確保員1人がまず乗車。携帯電話番号の末尾4ケタを入力することで、ユーザー本人を確認する。
当面は料金を不要として、無制限で何度でも呼べるよう定める。ユーザーはオンライン地図製作などを手がける高徳地図(Auto Navi、高徳軟件有限公司)の専用アプリを使い、乗車地点と目的地を入力するだけで、利用が可能だ。
自動運転の技術は、社会実装の段階に移行している。配車アプリ中国最大手の滴滴出行(Didi Chuxing)は今年6月下旬、上海で自動運転サービス開始を宣言。上海市内の実験道路エリアで、「レベル4」ロボタクシーの試験サービスを始めた。
このほか、文遠知行科技有限公司(WeRide.ai、前身は景馳科技)も6月下旬、広東省広州市の黄埔区と経済技術開発区内で、20台の無人タクシーを試験投入した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。