ニュース 2020/05/26 18:59
中国:外資系金融機関の中国資産、5兆元の大台突破
経済・統計
市場の対外開放が進むなか、外資系金融機関が中国に擁する資産が伸び続けている。銀行と保険を合わせ、総額で5兆人民元(75兆6000億円)規模を超えた。今年3月末の進出状況は、外資銀行の中国現地法人が41行、支店が115カ所、駐在員事務所が149カ所を数えている。営業拠点は合計975カ所。これら外資銀行が中国に保有する資産は総額で概算3兆5800億人民元に上る。中国銀行保険監督管理委員会がこのほど報告した。
外資保険の進出状況は、中国現地法人が64社、駐在員事務所が124カ所、保険仲介が18社を数えている。これらが中国に保有する資産は1兆4600億人民元に達した。
中国国務院は2019年11月7日、銀行、証券会社、ファンド管理会社などの外資金融機関について、業務範囲に関する規制を全面的に廃止すると発表した。金融分野での対外開放拡大の一環。このほか2020年に証券会社、先物会社、生命保険会社の出資規制も撤廃する。上限51%の制限を廃止すると通知した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
外資保険の進出状況は、中国現地法人が64社、駐在員事務所が124カ所、保険仲介が18社を数えている。これらが中国に保有する資産は1兆4600億人民元に達した。
中国国務院は2019年11月7日、銀行、証券会社、ファンド管理会社などの外資金融機関について、業務範囲に関する規制を全面的に廃止すると発表した。金融分野での対外開放拡大の一環。このほか2020年に証券会社、先物会社、生命保険会社の出資規制も撤廃する。上限51%の制限を廃止すると通知した。
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