ニュース 2020/07/17 19:19
中国:TSMC南京12インチ工場に注文殺到、設備稼働率111%に上昇
産業・企業
ICファウンドリ世界最大手の中国工場現場が活況を呈している。現地に設立した台積電(南京)有限公司を通じ、台湾積体電路製造(TSMC:2330/TWSE)は江蘇省南京市内に製造拠点を設けた。多数の受注が舞い込むなか、6月の設備稼働率は100%を超過。111%にまで上昇した。今後は増産投資に踏み切る考えという。台海網などが17日までに伝えた。
台積電(南京)は2016年7月7日、南京市浦口区に12インチウェーハ対応の半導体製造工場を着工。総額30億米ドル(約3220億円)を投じ、わずか20カ月後の18年5月に量産まで漕ぎつけた。台湾本体よりも技術レベルを落としたものの、中国では先進的な回路線幅16ナノメートルの集積回路(IC)製造プロセスを持ち込んでいる。
台積電(南京)は足もとの生産能力不足を回避する方針を決めた。今年3月8日、月間のシリコンウェーハ加工枚数について、従来の1万5000枚から2万枚に33%引き上げると発表している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
台積電(南京)は2016年7月7日、南京市浦口区に12インチウェーハ対応の半導体製造工場を着工。総額30億米ドル(約3220億円)を投じ、わずか20カ月後の18年5月に量産まで漕ぎつけた。台湾本体よりも技術レベルを落としたものの、中国では先進的な回路線幅16ナノメートルの集積回路(IC)製造プロセスを持ち込んでいる。
台積電(南京)は足もとの生産能力不足を回避する方針を決めた。今年3月8日、月間のシリコンウェーハ加工枚数について、従来の1万5000枚から2万枚に33%引き上げると発表している。
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