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  ニュース     2019/10/24 19:00

中国:非在来型天然ガス開発加速、18年生産量は507億立方米 無料記事

 非在来型の石油・天然ガス開発が中国で進められている。主な埋蔵エリアは、内モンゴル自治区オルドス、四川、松遼平原、渤海湾、新疆ウイグル自治区ジュンガル、山西省沁などの巨大盆地。タイトサンドガス(砂岩ガス)、シェールガス、炭層ガス、メタンハイドレートなどが生産される。中国新聞網が24日に伝えた。

 新技術で採掘が可能となった非在来型天然ガスの年産量は2018年に507億立方米。国内の天然ガス生産量の3分の1を占めた。内訳は、タイトサンドガスが345億立方米、シェールガスが108億立方米、炭層ガスが54億立方米に上る。

 省エネルギー、低炭素化の政策を推進しているものの、中国の化石燃料需要は膨大。中国の化石資源輸入依存度は、18年に石油で71%、天然ガスで43%にまで上昇した。研究資料によれば、中国のエネルギー消費量は30年ごろに歴史的なピークを迎える見通し。30年時点の年間需要は、石油が7億トン、天然ガスが6300億立方米に達すると想定される。新たな生産量に占める非在来型天然ガスの比率について、今後は50%を超えると予測された。


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