ニュース 2019/12/06 18:59
中国:「ディープフェイク」動画拡散、当局が管理規定を発表
経済・統計
中国ではこのところ、動画に映っている人の顔をAI(人工知能)技術などで別人の顔に変換する「ディープフェイク」技術を使ったソフトウエアやアプリの利用者が急増している。国産のディープフェイクアプリ「ZAO」が話題を集め、ユーザーたちが気軽に利用するようになった。ただ、こうしたアプリは虚偽情報の流布やポルノ動画の改ざんなどで悪用される恐れがあり、社会問題となっている。揚子晩報が5日付で伝えた。
虚偽内容の動画が拡散し、特定個人のプライバシーや肖像権、身の安全などが脅かされる危険が高まるなか、国家インターネット情報弁公室などの3部門はこのほど、「インターネット動画情報サービス管理規定」を発表した。同規定ではディープフェイクのアプリやソフトの提供者と利用者がこれらを使ってフェイク動画を作成、公開する場合には、「フェイクである」と明示することを義務化する。また、これらを使って虚偽の情報やニュースを流すことは禁止する。2020年1月1日から適用する。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
虚偽内容の動画が拡散し、特定個人のプライバシーや肖像権、身の安全などが脅かされる危険が高まるなか、国家インターネット情報弁公室などの3部門はこのほど、「インターネット動画情報サービス管理規定」を発表した。同規定ではディープフェイクのアプリやソフトの提供者と利用者がこれらを使ってフェイク動画を作成、公開する場合には、「フェイクである」と明示することを義務化する。また、これらを使って虚偽の情報やニュースを流すことは禁止する。2020年1月1日から適用する。
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