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  ニュース     2020/08/17 18:59

インドネシアSESM、中国企業とEV工場など建設へ 無料記事

 エネルギー関連事業を手がけるスンバー・エネルギ・スクセス・マクムル(SESM)は、電気自動車(EV)工場と太陽光発電所を建設することで中国企業2社とそれぞれ提携を結んだ。ジャカルタポストが13日付で伝えた。
 浙江省に本拠を置く今日陽光(トゥデイ・サンシャイン)とは、リアウ諸島州のバタム島にEV工場を共同で建設する。トゥデイは2014年からこれまでに5万台のEVを製造。インドネシアでは5人乗りEVを年1万台製造する計画で、来年にも工場の建設を開始する。SESMの代表者は、インドネシア政府がEV産業の発展に向けて優遇策を設けており、財務的な優遇を受けられるよう現地調達比率などの要件をしっかりクリアしていくと述べた。
 SESMはまた、安徽省合肥市に本拠を置く再生可能エネルギー機器メーカーの陽光電源(サングロー)と南スマトラ州で出力10.5メガワット(1万500kW)の太陽光発電所を共同で建設する。9月にも着工し、来年1月までに稼働を開始する計画だ。SESMは石炭の露天掘り跡地などに太陽光発電所を全国で複数建設する計画で、将来は総出力1.5ギガワット(150万kWh)を目指している。


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