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  ニュース     2019/12/16 18:59

中国:北京順義区「中独産業園」整備、スマートカーなど重点発展 無料記事

 中国とドイツの協力プロジェクトとして、北京市北東部の順義区にスマートカー産業団地が整備される。この計画は、面積約20平方kmの「北京国際協力産業園・中独園区」で進行中だ。自動車、電子機器、機械設備などの各面で世界競争力を擁するドイツ主要産業を目標に位置付け、電動スマートカー、航空・宇宙、スマート設備の各産業を重点発展させる構想が掲げられている。北京青年報が16日付で伝えた。
 中国とドイツの経済協力緊密化に呼応し、順義区政府は両国の産業融合を促進する立場。生活サービス区や産学研連携プラットフォームなども整備する計画だ。知的財産権保護、産業基準制定、人材育成などの多分野でも協力する。
 北京市が公布した「10大ハイグレード産業ガイドライン」の発展理念に沿い、順義区は産業発展の方向性を明確化した。「新産業クラスター実験区」を整備した上で、「電動スマートカー」、「第3世代半導体」、「航空・宇宙」の三大イノベーション型産業群を重点発展させていく戦略。同時に「臨空経済」、「産業金融」、「ビジネス会議」、「文化創造・観光」の4大現代サービス業の支援にも盛り出す。「智能製造(スマート製造)」の産業生態系(エコシステム)を創造する構想だ。



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