ニュース 2020/07/15 19:20
ホンハイ傘下の富士康工業互聯網、テンセントとDC共同建設
産業・企業
台湾・鴻海精密工業(ホンハイ:2317/TWSE)の傘下企業、富士康工業互聯網(601138/SH)は14日、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)のクラウドサービス部門「騰訊雲(Tencent Cloud)」と戦略提携すると発表した。共同でデータセンター(DC)を建設し、クラウド設備、スマート設備などの製品を発展させていく考えだ。複数メディアが伝えた。
中国政府が掲げる「新インフラ」発展戦略の中で、DCは重要な役割を果たすと富士康工業は指摘。騰訊雲との提携により、ビッグデータ、モノのインターネット(IoT)、情報セキュリティ、人工知能(AI)といった技術の進歩と応用を促していく考えを示した。
一方のテンセントは今年5月の時点で、向こう5年間で「新インフラ」分野に5000億人民元(約7兆6610億円)を投じる計画を表明。クラウドやAI、DCなどに資金を投入する考えを明らかにした。うちDCについては、全国にサーバー100万台規模の大型施設を複数建設する方針を示している。
上海マーケットに上場する富士康工業互聯網は、通信ネットワーク機器(ネットワークスイッチ、ルーターなど)、クラウド関連設備(サーバーなど)、精密工具、産業用ロボットの設計・製造を手がける。企業の自動化やネットワーク化を支援し、IIoTやAIなど先進技術を導入するためのインフラを提供するのが主力事業だ。アマゾンやアップル、シスコシステムズ、デル、エヌビディア、華為技術(ファーウェイ)などを主要顧客に持つ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国政府が掲げる「新インフラ」発展戦略の中で、DCは重要な役割を果たすと富士康工業は指摘。騰訊雲との提携により、ビッグデータ、モノのインターネット(IoT)、情報セキュリティ、人工知能(AI)といった技術の進歩と応用を促していく考えを示した。
一方のテンセントは今年5月の時点で、向こう5年間で「新インフラ」分野に5000億人民元(約7兆6610億円)を投じる計画を表明。クラウドやAI、DCなどに資金を投入する考えを明らかにした。うちDCについては、全国にサーバー100万台規模の大型施設を複数建設する方針を示している。
上海マーケットに上場する富士康工業互聯網は、通信ネットワーク機器(ネットワークスイッチ、ルーターなど)、クラウド関連設備(サーバーなど)、精密工具、産業用ロボットの設計・製造を手がける。企業の自動化やネットワーク化を支援し、IIoTやAIなど先進技術を導入するためのインフラを提供するのが主力事業だ。アマゾンやアップル、シスコシステムズ、デル、エヌビディア、華為技術(ファーウェイ)などを主要顧客に持つ。
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