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  ニュース     2020/08/04 19:20

中国:大連コロナ集団感染、水産品加工場が発端と特定 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】遼寧省大連市政府は3日に開いた新型コロナウイルス対策に関する記者会見で、同市で22日から続く集団感染の発端が地元の水産品加工会社、大連凱洋世界海鮮公司の加工作業場だったことを明らかにした。加工作業場で働く作業員と管理者のうち61.9%に当たる60人が感染。政府担当者は「今回の状況は、冷凍水産品の加工場で新型コロナの感染拡大が起きやすいことを示している」と指摘した。複数メディアが伝えた。
 大連市の税関は、輸入水産品や肉類の検疫を強化するとともに、港湾や交通運輸機関と協力し、低温物流など輸送段階での監視を厳しくする方針を明らかにしている。
 国家衛生健康委員会の発表によると、全国で3日に確認された新型コロナウイルスの新規感染者は36人で、うち6人が海外での感染者、30人が国内での感染者だった。新規の死者はゼロ。4日午前0時(現地時間)現在、国内で治療中の患者は800人(重症者36人)、累計の感染者数は8万4464人、死者数は4634人となっている。


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