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  ニュース     2020/08/18 19:28

「TikTok」米事業、オラクルも買収に名乗りか 無料記事

 【亜州ビジネス編集部】中国のショート動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業を巡り、米オラクルが買収に名乗りを上げたもようだ。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が18日、消息筋情報として報じたもの。買収に向け、オラクルは「ティックトック」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)と予備交渉を進めているという。

 報道によると、オラクルはジェネラル・アトランティック、セコイア・キャピタルといった投資ファンドと協力。「ティックトック」の米国事業のほか、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド事業の買収を検討中だ。

 これまでの報道によると、米マイクロソフトや米ツイッターも「ティックトック」米国事業の買収に向けて交渉中とされる。うちマイクロソフトは米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、欧州、インド事業の買収を検討しているが、バイトダンス側は米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド以外の売却に難色を示しているという。

 トランプ米大統領は今月14日、バイトダンスに対して「ティックトック」の米国事業を90日以内に売却するよう正式に命令した。トランプ大統領は「バイトダンスが米国の安全保障を脅かす行動をとる可能性があると確信させる十分な証拠がある」と述べている。


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