ニュース 2019/11/22 18:59
米政府が大衆向けソフトの対華為輸出を許可=マイクロソフト
政策・政治
IT大手の米マイクロソフトは21日、「大衆市場向けソフトウエアを華為技術(ファーウェイ)に輸出する際のライセンス申請について、米商務省が20日付で承認した」と発表した。ロイター通信がこの日、マイクロソフト広報担当者のメールを引用して伝えたもの。
米商務省・産業安全保障局(BIS)は20日、「華為への輸出許可ライセンスをいくつか、米国の一部サプライヤーに与えた」と発表していた。「米国の国家安全保障面や外交面の利益に重大なリスクを及ぼさないよう、限定的かつ具体的なライセンスを発行した」と補足した上で、「これらの申請は、商務省、国防総省、国務省、エネルギー省とともに構成されたライセンスレビュープロセスを通じて承認された」と説明している。
米当局の説明によると、受理した約300件のライセンス申請のうち、20日時点で約半分が処理された。その半分(申請全体の4分の1)が承認される一方、残りは却下されたという。承認された具体的な企業名などは明らかにされていない。華為の携帯端末向けにモバイルOS「アンドロイド」やアプリストア「Google Play」を提供するIT大手グーグルは21日、メディアへのコメントを拒否したようだ。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米商務省・産業安全保障局(BIS)は20日、「華為への輸出許可ライセンスをいくつか、米国の一部サプライヤーに与えた」と発表していた。「米国の国家安全保障面や外交面の利益に重大なリスクを及ぼさないよう、限定的かつ具体的なライセンスを発行した」と補足した上で、「これらの申請は、商務省、国防総省、国務省、エネルギー省とともに構成されたライセンスレビュープロセスを通じて承認された」と説明している。
米当局の説明によると、受理した約300件のライセンス申請のうち、20日時点で約半分が処理された。その半分(申請全体の4分の1)が承認される一方、残りは却下されたという。承認された具体的な企業名などは明らかにされていない。華為の携帯端末向けにモバイルOS「アンドロイド」やアプリストア「Google Play」を提供するIT大手グーグルは21日、メディアへのコメントを拒否したようだ。
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