ニュース 2020/08/18 18:59
台湾EMSウィストロンがインド1万人増員、9月にも「iPhone」増産
産業・企業
【亜州ビジネス編集部】 台湾のEMS(電子機器の受託製造サービス)大手で、米アップルからスマートフォン「iPhone」の生産を受託する緯創資通(ウィストロン:3231/TW)は、インドでの増産に向けて現地で1万人の新規雇用を行うもようだ。試験生産段階にあるカルナータカ州ナラサプラ工業団地の新工場で、9月の量産開始に向けた人員増強を予定。すでに約2000人を雇い入れたという。インドメディアが16日、消息筋情報として伝えた。
ウィストロンは現在、同州ベンガルール(旧バンガロール)近郊のピニア工業団地で「iPhone」の組み立てを行う。ナラサプラ工業団地の工場は、2019年末に第1期が完成した。
ウィストロンは7月、「iPhone」の組み立てを手がける中国子会社を現地同業の立訊精密工業(ラックスシェア:002475/SZ)に売却すると発表した。中国子会社の譲渡について、同社は「事業ポートフォリオの最適化とグローバル化に向けた取り組み」と説明。この売却により、同社の「iPhone」組立工場はインドのみとなる。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ウィストロンは現在、同州ベンガルール(旧バンガロール)近郊のピニア工業団地で「iPhone」の組み立てを行う。ナラサプラ工業団地の工場は、2019年末に第1期が完成した。
ウィストロンは7月、「iPhone」の組み立てを手がける中国子会社を現地同業の立訊精密工業(ラックスシェア:002475/SZ)に売却すると発表した。中国子会社の譲渡について、同社は「事業ポートフォリオの最適化とグローバル化に向けた取り組み」と説明。この売却により、同社の「iPhone」組立工場はインドのみとなる。
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